(仮訳)ローズマリーに生じたGolovinomyces orontiiおよびその他のうどんこ病菌
Wichura, W. et al., 2012. Golovinomyces orontii and other powdery mildews on Rosmarinus officinalis. Plant Pathology & Quarantine. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Alexandra_Wichura/publication/281970430_Golovinomyces_orontii_and_other_powdery_mildews_on_Rosmarinus_officinalis/links/5600119608ae07629e527c06/Golovinomyces-orontii-and-other-powdery-mildews-on-Rosmarinus-officinalis.pdf [Accessed September 30, 2017].
【R3-04437】2017/09/30投稿

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3行まとめ

ローズマリーに発生したGolovinomyces orontiiのアナモルフ、Euoidium violaeをドイツ新産種として報告した。
他のローズマリーに関連するうどんこ病菌としてG. biocellatusNeoërysiphe galeopsidisLeveillula duriaeiを掲載した。
検討した種の検索表を掲載した。

(その他掲載種)

Golovinomyces biocellatus (Ehrenb.) V.P. Heluta
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【よく似た種との区別】
Golovinomyces orontii
同じローズマリーを宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(先行研究)
本種と異なり分生子柄の脚細胞が支持菌糸の上面ではなく上部から生じる
本種と異なり分生子柄の脚細胞が直線状円筒形ではなく波状に屈曲する
本種ほど”spore unit”が膨大しない
Neoerysiphe galeopsidis
同じローズマリーを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が短い
本種と異なり付着器が浅裂する

(ドイツ新産種)

Golovinomyces orontii (Castagne) V.P. Heluta
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【よく似た種との区別】
Golovinomyces biocellatus
同じローズマリーを宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(先行研究)
本種と異なり分生子柄の脚細胞が支持菌糸の上部ではなく上面から生じる
本種と異なり分生子柄の脚細胞が波状に屈曲するのではなく直線状円筒形
本種より”spore unit”が膨大する
Neoerysiphe galeopsidis
ドイツに分布する
同じローズマリーを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が短い
本種と異なり付着器が浅裂する

(その他掲載種)

Neoërysiphe galeopsidis (DC.) U. Braun
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【よく似た種との区別】
Golovinomyces biocellatus
同じローズマリーを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が長い
本種と異なり付着器が浅裂するという特徴を欠く
Golovinomyces orontii
ドイツに分布する
同じローズマリーを宿主とする
本種より分生子柄の脚細胞が長い
本種と異なり付着器が浅裂するという特徴を欠く

(その他掲載種)

Leveillula duriaei (Lév.) U. Braun
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